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SUPER LUBE Q&A

チキソトロピック特性とは？
チキソトロピーともいいますが、直訳すると揺変性という意味で、ある物質が外からの負荷等により形状を変えるものの負荷がなくなると元に戻る性質の事をいいます。
グリースの場合は負荷のない状態では増ちょう剤の網目構造の働きにより流動性のないゲル状です。そこに負荷がかかると増ちょう剤の網目構造が崩れ、流動性を持ち始めます。しかし負荷がなくなると再び増ちょう剤が網目構造になり、流動性が低下して元のゲル状へと戻ります。
この特性をチキソトロピック特性と言い、全てのグリースがこの特性を持ちますが、グリースにより特性の大小がありグリースの性能にも影響しております。
元に戻るといっても負荷の大きさや時間的な長さにより劣化し、少しずつですが元に戻らなくなったり負荷がかかっても流動性がでなかったりしてきます。これが進むと最終的に分離や硬化等へと繋がります。
優れたチキソトロピック特性を持たせるには、ベースオイルと増ちょう剤の相性は勿論、添加剤を含めたグリースを構成する全ての物質を化学的につきつめていく必要があると共に、均一に混ぜる技術が重要になってきます。
SUPER LUBEは？
SUPER LUBE製品のメーカーであるSynco Chemical社は20年以上も前からこの特性に注目し研究し改善を重ねてきた結果、大変優れたチキソトロピック特性を実現しました。SUPER LUBEはこの効果に優れる為、例えばゆっくりした動きの潤滑には厚い潤滑膜、はやい動きの潤滑には薄い潤滑膜という理想的な潤滑を実現します。
優れたチキソトロピック特性を実現する為に、ベースオイルや増ちょう剤・各種添加剤の選定は勿論、Synco Chemical社が特許を取得している粉体を液体中に分散する技術も加わっており、結果分離等もほとんど無く耐久性に大変優れたグリースを作りだしております。


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